袋井市山田　龍源院

本堂外観
　

開基、創建年代は不詳でありますが、山門横の墓石群の中に、延元三年（千三百三十八年南北朝時代）の石塔が現存し、また、後の過去帖には前住開山天室元了大和尚の記録がありますが、その沿革については不明であります。
しかし、その時代より大和尚の位（緋の衣を着れる資格・人天の大導師）の方が住職する寺があったことは、間違いないことでありますし、会下谷という地名からしても、教えを求めて多くの僧が集まっていた寺であったことを、窺い知ることが出来ます。
くだって、安土桃山時代の文禄元年（一五九二年）に、新豊院四世観天是音大和尚が当院に隠居してより開山と仰ぎ、以来法燈綿々として現住職で二十九代目となります。

住職と副住職

虎峰山　龍源院二十九代住職

駒澤大学仏教学部禅学科卒
静岡市文化会館静岡市民文化セミナー講師（特別講座）
東海アクシス看護専門学校講師（論理学・哲学）
ＮＨＫ浜松文化センター講師（般若心経・写経）　　　　　　等歴任

現在は、
ＮＨＫ浜松文化センター特別講座
チャリティー色紙展（中日新聞東海本社主催）
可睡斎役寮　総知客
月例摂心会　　　　　　　　　　　　を行っています。